突然来る災害に備えよう

我が国は、世界の他の地域と比べましても非常に地震の多い国です。
あなたもご存じのとおり、2011年には東日本大震災というとても大きな地震が原因となり、地震そのものの被害だけではなく、地震によって引き起こされた津波による被害や原子力発電所の被害なども発生してしまいました。

1995年の、阪神・淡路大震災におきましては、地震後の火災による被害が甚大でした。
ほかにも、地震によって発生する土石流やがけ崩れなどの被害もありますね。
さらに、日本は台風の直撃回数が多いので、台風による風の被害や大雨の被害も他人ごとではありません。

台風ではない時でも、大雨が何日も続いて洪水の被害が毎年のように起きています。
冬になれば、普段、大雪とは無縁の地域に雪が降り、道路が遮断されて何日間も孤立する地域が出るなどの被害もありますね。

そして、何故かそれらの自然災害は年々大きくなってきているのです。
いつ何時、あなたの住んでいる地域に災害が襲いかかるかわからない今日です。防災の準備を万全に整えているというご家庭はどのくらいあるのでしょう。

真っ先に準備していただきたいのは、「防災セット」です。
防災セットと申しましてもさまざまで、大きなものから小さなものまでたくさんありますし、これらは人によっても必要なものと不必要なものがあることと思います。

しかし、最低限これだけはあったほうが良いというもののリスト、さらに家屋が崩壊してしまった場合などを考え、持って逃げられる防災セットのリストを作ってみませんか。

そしてリストが完成したら、否、作成の途中からでも、さっそくそれらのものを揃え始め、いつくるかわからない災害に備えましょう。

地震に備えよう

皆さんは地震に備えて防災対策を行っているでしょうか。例えば防災用品として売られている物としたら、家具が倒れて来ない様に抑える突っ張り棒、家具の下に敷く物で振動を家具に伝えない様にする物、火災報知器や消火器等、これらは防災用品として多くの所で認識されていますし、対策している人も多い事でしょう。また非常食やラジオ、水等、持ち出せる物としても備えている防災用品も有ります。

家族が地震対策に対する意識を持つ事がとても重要なのです。そしてその対策を1つずつ実行していく事も大切になります。そこで家の地震対策についてどんな物が有るか挙げてみたいと思います。

【地震に強い家作り】
基本的な事なのですが、家が地震によって壊れない様に作る事が大切です。最近では耐震偽造等が発覚し、地震に対する不安が凄く募っていると思います。今から建てる場合は耐震構造がしっかりとしているかどうかチェックする事、既に家が有る場合は耐震補強をする等して地震に強い家作りをしていく様にしてください。

【家の中の家具】
家の中に置いてある家具、揺れて倒れたり中の物が飛び出して来ない様に、色んな防災用品を使って対策する様にしてください。家具の転倒防止をしていないと、最悪の場合下敷きになって死に至る事も大いに考えられますので、軽視せずに対応していきましょう。更に、避難する時に倒れた家具が邪魔になって通れなくなってしまうと言う様な事も考えて家具の配置を行う様にしてください。

【防災用品の用意】
非常食、貴重品、常備薬等、生活に最低限必要な物を準備しておき、直ぐに持ち出せる様に袋等に入れて持ち出しやすい玄関先に置いておく等しておきましょう。避難所に行くと最初は誰もがパニック状態だと思います。そんな中充分な支援物資が届くとは思えません。少し状態が落ち着くまでの3日分位は準備しておくと良いと思いますよ。